二百十日
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
二人の青年、圭さんと碌さんが二百十日に阿蘇山の噴火口をめざすが、折からの風雨のなか、碌さんは足じゅう豆を作り、圭さんは穴に転落して生づめをはがしてその日は断念、翌日ふたたび頂上を目指す。金力や威力で同胞を苦しめるやつらを叩きつぶそうと、文明の革命を目指す「二人の頭の上では二百十一日の阿蘇が轟々と百年の不平を限りなき碧空に吐き出している」。軽妙な会話と風景描写に特色がある。 | ||||||||||
[評価]:★
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