こころ
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
明治期の文学者、夏目漱石の長編小説。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の3部からなる晩年の傑作。親友Kを裏切って好きな女性と結婚した罪を負う先生の行く末には絶望と死しかない。欲に目を駆られた人の醜さに辟易としつつも、 自分も欲にかられて同じ過ちを犯してしまう人間の葛藤を描いている。「こころ」というタイトルに包まれた明治の孤独な精神の苦悩には百年たった今も解決の道はなく、読者のこころを惹きつけてやまない。 | ||||||||||
[評価]:★★★★★
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