不可能を可能にした科学者の独創性とは?立ちふさがる壁を、いかに突破したのか?本書では現代日本のトップレベルの科学者11人を取材し、「ブレイクスルーの法則」を解き明かす。巨額の研究費を注ぎ込んでいる欧米の研究者に比べ、日本のサイエンティスト達がおかれている環境は厳しい。そこで、どのような工夫を積み重ね、才能を開花しているのか。たとえば、皮膚細胞からあらゆる細胞をつくれるiPS細胞で世界を驚かせた山中伸弥教授をはじめ最先端かつ異色の研究者たちの業績と思考法を紹介。「前例にとらわれない力」「シンプルさの追究」など、ビジネスにも役立つ「問題解決のヒント」を気鋭の科学ライターが見つけだす。