雪月夜
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
根室でくすぶる幸司のもとへ、東京でやくざになった裕司が突然姿を現した。 組から数億の金を掠めとり、ロシア人娼婦を連れて根室に消えた敬二を捜すのに手を貸せ、という。 露助船頭の息子・幸司、やくざの息子・裕司。 ガキの頃から憎み合いながら繋がっていた幸司と裕司。 互いに激しい殺意を抱きつつも大金のため、二人は敬二の足取りを追う―。 酷寒の街に人々の欲望と狂気が渦巻く! 硬質な筆致で描く血と暴力の文学。 抒情と悲壮美に満ちた馳ノワールの新たな到達点。 | ||||||||||
[評価]:★
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