閉じ箱
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
死人のように青ざめた顔をした、その歴史ある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた― 表題作の「閉じ箱」をはじめ、プロ作家としてデビュー後、初の短編である「陥穽」、 不思議な少年の世界を描いた「けむりは血の色」、 代表作の「恐怖」、 その他、「実験」、「跫音」、「闇に用いる力学」、「仮面たち、踊れ」など、以前に同人誌に発表されたものから、異色の話題作まで、十七年に及ぶ著者の執筆活動の短編における全仕事を集成した初めてのホラー・ミステリー集。 | ||||||||||
[評価]:★★★★
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