箱男

書名箱男
作者安部公房
出版社新潮社
発売日1973/3
単行本191ページ
[本の紹介]

ダンボール箱を頭からかぶり、街をうろつく箱男が主人公である。 主人公である箱男(自称では元カメラマン)の独白によるメモという設定から始まるが、話の進行につれ一人称の主体は曖昧になり、ほかの登場人物もすべてが箱男の妄想であるように考えられるかと思えばまったく予期しない人物による独白に変わったりと場面の展開(文体の展開?)が著しい。 主人公の箱男がカメラマンであることやさまざまな挿話からも、見ることと見られることの関係をテーマにしている。 箱男にとって箱とは結局、生活する家である以上に、常に相手に自身を見られることなく世界を覗く道具である。 また箱に入ることで社会的存在を放棄し匿名の人物となる。 このことから箱男はなかなか箱から出られないし、他人に見られることを怖がる。

[評価]:★★★★

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