月と6ペンス
|
||||||||||
[本の紹介](「BOOK」データベースより)
本書の主人公はチャールズ・ストリックランドというのだが、これはポール・ゴーギャンその人をまるまるモデルとしたかなり風変わりな伝聞伝記である。 人間が生きていくためには、夢や理想(月)を追うことも、現実の世界(六ペンス)を知ることも欠かすことはできないであろう。 しかし、チャールズ・ストリックランドは現実の世界を切り捨て、絵を描くという夢を追い求める。 タヒチに安住の地を求め、狂ったように絵を描き続けるストリックランド。 重病に罹り最後盲目になってまでも絵を描き続ける姿には、崇高さを感じずにはいられない。 | ||||||||||
[評価]:★★★
|
takeshi3017の書庫の更新情報