嗤う伊右衛門
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
ミステリー作家京極夏彦が、斬新な解釈を施して現代に蘇らせた「四谷怪談」。 4世鶴屋南北の最高傑作とされる『東海道四谷怪談』とは趣の異なる、凛とした岩の姿が強く心に残る作品である。 直助やお袖、宅悦や喜兵衛、お梅といった南北版の登場人物に、自身の著作『巷説百物語』の主人公又市をからませながら、伊右衛門とお岩が繰り広げる凄惨な怪談話を、悲恋の物語へと昇華させている。 第25回泉鏡花文学賞受賞作品。 | ||||||||||
[評価]:★★★★★
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