東亰異聞
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[本の紹介](「BOOK」データベースより)
物語の舞台は、明治時代の帝都・東亰。 闇が人のものである時代は終わり、夜は魑魅魍魎が跋扈している。 高所に火達磨で現れ火で人を殺し、最後には消えてしまう火炎魔人。 夜道で長い爪で人を引き裂く、赤姫姿の闇御前。 それらの正体を調べる新聞記者・平河は、闇御前に襲われ、幸いにも軽傷で済んだ青年を探し当てる。 その青年は鷹司家の当主・常(ときわ)。 しかし妾腹の常には同日生まれの、やはり妾腹の異母兄がいて、鷹司公爵家の次期当主を巡るお家駆動の影が見え隠れする。 人の心に巣食う闇を怪しく艶やかに描く伝奇ミステリー。 | ||||||||||
[評価]:★
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